2023年5月18日、歌舞伎役者である市川猿之助さんが目黒区の自宅で意識がもうろうとしている状況で発見されました。
一緒に住んでいた歌舞伎役者である父・四郎さん(76歳)とお母さま(75歳)が亡くなられました。
市川猿之助さんは病院に搬送されましたが命に別状なないそうです。
有名な歌舞伎一家に何が起きたんでしょうか。
今回は、
- 市川猿之助が逮捕される可能性
- 市川猿之助が歌舞伎役者に戻れない理由3つ
についてお伝えしていきます!
市川猿之助が逮捕される可能性

執筆時の時点で市川猿之助さんが書いたものと思われる遺書が見つかっています。
特に目立った外傷や、自宅が荒らされている痕跡もありませんでした。
以上のことからネットでは市川猿之助さんが一家心中をした可能性が高いと言われています。
一家心中をした場合、逮捕になるケースがあります。
市川猿之助さんのご両親が納得したうえで心中を図った場合は自殺関与罪・同意殺人罪。
この罪は6ヶ月以上7年以下の懲役又は禁錮刑が下されます。
悲しい話ですが、もし家族全員が納得の上で心中を図り、自分だけ意図せず助かったとしても法律の上では「自殺を手伝った」と認識になってしまうんですね。
ご両親が心中をするつもりはないのに殺された場合、殺人罪が適応されることが多いです。
殺人罪は死刑又は無期若しくは5年以上の懲役に処されます。
一部では市川猿之助さんを犯人に見立てた殺人の可能性も噂になっていますが、いずれにせよ猿之助さんの体調が落ち着き次第警察で事情聴取の流れになるそうです。
市川猿之助もう歌舞伎役者に戻れない理由3つ

悲しいですが、今後市川猿之助さんが歌舞伎界に復帰できないと言われている理由が3つあります。
詳しくみていきましょう。
理由① 逮捕の可能性があるかも
もしも市川猿之助さんが今回の出来事で、万が一逮捕されてしまうと最悪の場合は死刑、最低でも5年以上の懲役になります。
その後社会復帰できたとしても元の歌舞伎役者に戻るのは精神的にも厳しい環境が待ち受けています。
ただ、警察沙汰を起こしても現在も歌舞伎役者として活躍されてる方もいます。
2010年に六本木で暴行事件を起こした市川海老蔵さん。
逮捕されたのはお相手ですが、世間的にだいぶヤンチャなイメージがつてしまいましたが、のちに復帰されました。
2005年にタクシーに酔っ払った状態で乗り無銭乗車。
駆けつけた警察に暴力を振るい、公務執行妨害で現行犯逮捕された中村 七之助さん。
歌舞伎界に前例はあるものの、犯した罪の重さがありますから一概に元に戻れるとは言えないかもしれませんね…
理由② パワハラ、セクハラ常習犯?
「市川猿之助さんは歌舞伎界関係者にパワハラとセクハラ行為の疑い」と女性セブンにスクープされていました。
猿之助さんは女性の関係者にキスや体の関係を求めたり、それを拒否すると役を下させるなど、事実であればひどい話が掲載されています。
コロナ禍にも関わらず、人目を盗んでホテルのスイートルームでドンちゃん騒ぎもしていたと噂があります。
もし本当なら猿之助さんは明るい兄貴キャラなので、人気のあるトップ役者だけに裏でやっていたことのショックも大きいですね。
また、このスクープが発表されたのは猿之助さんが出来事を起こしてしまった日なんです。
このことから猿之助さんのパワハラとセクハラのスクープは本当で、世間にバレてしまうくらいなら自殺をしようとしたのでは?というネットの声も上がっています。
芸能界ではジャニーズの性被害事件など、長いことパワハラ、セクハラが常習化されていました。
「すみませんでした」の一言ではすぐに歌舞伎役者として元通りの人気が出るかというと厳しい世界でしょう。
理由③ 関係者も対応に混乱
市川猿之助さんの公式HPを確認すると、現在は繋がらない状況になっています。
また今回の第一発見者であるマネージャーさんも対応に追われているでしょう。
お母さまはすでに亡くなって倒れており、騒然とする現場を見てトラウマになってしまったかもしれません。
歌舞伎公演の制作・運営を行っている松竹株式会社も混乱を隠せない様子。
目下、警察並びに病院にて対応を頂いているものと認識しており、各方面からの情報把握に努めているところでございます。
現在、市川猿之助は明治座での公演に出演中ですがお客様はじめ公演関係者に多大なるご迷惑ご心配をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます。
テレビ朝日
歌舞伎界でも初めてのケースでしょうし、今後についても対応が進められているそうです。
猿之助さんの公表次第では運営元から出演拒否をする場合もありそうですね…
まとめ
ただ、今回の出来事が穏便に終わった場合は歌舞伎界に復帰する可能性もあります!
とはいえ猿之助さんがご両親を一度に亡くしてしまった悲しみは計り知れません。
一生かけても治りにくい心の傷になってしまったことは確かでしょう。
市川猿之助さんの体と心の回復を待ち、真実があきらかにされるのを待つしかないですね。
父・四郎さんとお母さんのご冥福をお祈りします。