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肉体と肉体がぶつかりあい、日常的に非日常が展開するプロレスのなかでも、凶器アリ、反則ナシの特殊ルールで行われる究極の試合形式“デスマッチ”。そのデスマッチ界で「カリスマ」と称されるプロレスラー葛西純は、割れた蛍光灯に囲まれ、カミソリが突き刺さり、ガラスボードが飛び散る過酷なリングに20年以上その身を捧げてきた。
全身には歴戦の“死合”で負った無数の傷が刻まれ、6メートルの高さから身ひとつで飛び込む「バルコニーダイブ」などのスーサイダルな大技を繰り出し続けた結果、葛西の肉体は限界を迎えつつあった。
2019年のクリスマス。長年のダメージが蓄積された葛西は、この日の試合を持って長期欠場を余儀なくされる。カメラは、復帰に向けてトレーニングを続ける葛西の姿と、デスマッチと共に歩んできた過去の軌跡を追う。
プロレスラーのなかでも、ひと握りの者しか足を踏み入れないデスマッチの世界で暴れ廻り、クレイジーモンキー(狂猿)の異名を持つ、葛西純。
あらゆる凶器が巻き散らされたリングで平然とバンプを取り、全身血まみれになりながらも闘い続けるその姿は、決してメジャーにはなれない存在ながらも世界中に熱狂的なファンを生み出し、いまも伝説を刻み続けている。
『狂猿』は、葛西純を中心に、文字通りの血と汗を流しながら闘い続けるプロレスラーたちの姿を追った本邦初のデスマッチドキュメンタリーである。カメラは復帰に向けてトレーニングを積み、カリスマと呼ばれてもなお、見果てぬ刺激を求め続ける葛西純に密着。子煩悩でも知られる葛西のプライベートや、過酷なリングの舞台裏にも迫る。
過去の貴重な試合映像に加えて、鎬を削ってきたデスマッチファイターたちも登場。
ライバル的存在の伊東竜二(大日本プロレス)をはじめ、佐々木貴(FREEDOMS)、竹田誠志、そして葛西と練習生時代を共に過ごした本間朋晃、藤田ミノルがインタビューに応え、さらに“ミスターデンジャー”松永光弘や、大日本プロレス代表の登坂栄児も当時の貴重な証言を披露した。
監督を務めたのは、『山口冨士夫 / 皆殺しのバラード』(2014)、『オールディックフォギー / 歯車にまどわされて』(2016)、『THE COLLECTORS ~さらば青春の新宿JAM~』(2018)など、先鋭的な音楽ドキュメント作品で注目を集める俊英、川口潤。
葛西純本人から「NGナシ」のお墨付きをいただき、家族と過ごす日常から、蛍光灯が爆散するリングサイドまでカメラを構え続けた。数々のライブで培われた音楽的感性で切り取られた臨場感たっぷりの試合映像は、いまだかつてない没入感を生み、観客をデスマッチの最前線に送り込む。
SPACE SHOWER TV / SEP を経て2000 年に独立
SPACE SHOWER TV 時代はブライアン・バートンルイスと共に「SUB STREAM」「MEGALOMANIACS」といった人気音楽番組を制作。独立後はミュージックビデオ、ライブDVD、音楽番組の演出等を多数手がけ先鋭的な音楽ドキュメント作品で注目を集める俊英。
数々のライブで培われた音楽的感性で切り取られた臨場感たっぷりの試合映像は、いまだかつてない没入感を生み、観客をデスマッチの最前線に送り込む。
【劇場公開作品】
『77BOADRUM』(2008)、『kocorono』(2011)、『山口冨士夫皆殺しのバラード』(2014)、『オールディックフォギー/ 歯車にまどわされて』(2016)、『THE COLLECTORS~ さらば青春の新宿JAM~』(2018)
【DVD/Music Video】
eastern youth、THA BLUE HERB、Turtle Island、SKY-HI、CHARA、髭(HiGE)、忘れらんねえよ など
1974年9月9日生、北海道出身
プロレスリングFREEDOMS 所属/ プロレスラー
1998年8月23日デビュー
通称: デスマッチのカリスマ
愛称: 狂猿( クレイジー・モンキー)
プロレスラーのなかでも、ごく一部の選手しか足を踏み入れないデスマッチの世界で2000 年代からデスマッチシーンを席巻。現在に至るまでトップの座に君臨、国内のみならず海外での圧倒的な知名度を誇り「デスマッチのカリスマ」と呼ばれている。
2009 年には東京スポーツ新聞社が毎年12 月に発表する日本プロレス大賞で、インディーズであり、またデスマッチ形式の試合にも関わらず、永遠のライバル伊東竜二との激闘がベストバウトに選出されるなど数々の伝説を打ち立てている。
都道府県 | 劇場名 | 公開日 | 特別鑑賞券販売 |
---|---|---|---|
東京 | シネマート新宿 | 5月28日(金)~7月15日(木)、11/14(日) | ○ |
千葉 | MOVIX柏の葉 | 5月28日(金)~6月10日(木) | |
京都 | UPLINK京都 | 5月28日(金)~6月17日(木) | ○ |
熊本 | 熊本ピカデリー | 5月28日(金)~6月10日(木) | |
神奈川 | 横浜シネマリン | 5月29日(土)~6月18日(金) | ○ |
東京 | 池袋シネマ・ロサ | 6月4日(金)~7月1日(木) | ○ |
東京 | イオンシネマ板橋 | 6月4日(金)~6月17日(木) | |
埼玉 | イオンシネマ大宮 | 6月4日(金)~6月10日(木) | |
茨城 | イオンシネマ守谷 | 6月4日(金)~6月17日(木) | |
静岡 | MOVIX清水 | 6月4日(金)~6月17日(木) | |
岐阜 | イオンシネマ各務原 | 6月4日(金)~6月17日(木) | |
大阪 | シネマート心斎橋 | 6月4日(金)~7月8日(木) | ○ |
東京 | UPLINK吉祥寺 | 6月11日(金)~7月1日(木) | ○ |
宮城 | チネ・ラヴィータ | 6月11日(金)~6月24日(木) | |
福島 | イオンシネマ福島 | 6月11日(金)~6月17日(木) | |
岡山 | 岡山メルパ | 6月11日(金)~7月1日(木) | ○ |
山口 | イオンシネマ防府 | 6月11日(金)~6月24日(木) | |
香川 | イオンシネマ宇多津 | 6月11日(金)~6月17日(木) | |
徳島 | イオンシネマ徳島 | 6月11日(金)~6月17日(木) | |
佐賀 | イオンシネマ佐賀大和 | 6月11日(金)~6月17日(木) | |
福岡 | KBCシネマ | 6月11日(金)~6月25日(金) | |
沖縄 | 桜坂劇場 | 6月14日(月)~6月25日(金) | |
群馬 | イオンシネマ高崎 | 6月18日(金)~7月1日(木) | |
愛知 | 伏見ミリオン座 | 6月18日(金)~7月15日(木) | ○ |
三重 | イオンシネマ津 | 6月18日(金)~7月6日(火) | |
東京 | 渋谷HUMAXシネマ | 6月25日(金)~7月8日(木) | |
愛知 | イオンシネマ豊田KiTARA | 6月25日(金)~7月8日(木) | |
長野 | アイシティシネマ | 6月25日(金)~7月8日(木) | |
兵庫 | 神戸国際松竹 | 7月2日(金)~7月15日(木) | |
大分 | 別府ブルーバード劇場 | 7月2日(金)~7月15日(木) | |
京都 | 京都みなみ会館 | 7月9日(金)~7月29日(木) | |
新潟 | イオンシネマ新潟西 | 7月9日(金)~7月21日(水) | |
富山 | ほとり座 | 7月17日(土)~7月23日(金) | |
石川 | シネモンド | 7月17日(土)〜7月23日(金) | |
宮崎 | 宮崎キネマ館 | 7月23日(金)~8月5日(木) | |
北海道 | サツゲキ | 7月30日(金)~8月19日(木) | |
埼玉 | 川越スカラ座 | 7月31日(土)~8月13日(金) | |
秋田 | 御成座 | 8月2日(月)~8月15日(日) | |
神奈川 | あつぎのえいがかんkiki | 8月13日(金)~8月20日(金) | |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 8月13日(金)~8月26日(木) | |
広島 | 横川シネマ | 8月28日(土)~9月7日(火) | |
富山 | ダフレンズ | 9月4日(土)~9月10日(金) | |
北海道 | シネマ太陽帯広 | 9月10日(金)~9月22日(水) | |
東京 | シネマ・チュプキ・タバタ | 10月16日(土)~10月31日(日) | |
新潟 | アオーレ長岡市民交流ホール | 12月26日(日) |